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インドの電車の今とこれから【動画】

アジア・オセアニア|インド|2019年10月24日

 インド東部に位置する西ベンガル州の州都、コルカタ(旧カルカッタ)。都市圏人口は約1500万人に上り、ムンバイ、デリーに次ぐ。上空から見ると、建物が密集している様子がわかる。

コルカタの電車はドアが開け放し

 車、自転車、歩行者などが入り乱れる中、電車の通過を待つ。まもなく線路に侵入してきた電車は、1984年に開通したインド初の地下鉄だ。驚いたのは、ドアが開きっぱなしにもかかわらず、入り口付近に何人も人が立っている姿。安全に輸送するよりも定刻通りに電車を走らせることを優先している為、ドアを締めずに発車すると聞いたことがある。線路内の道路は、アスファルトで整備はされておらず、砂利道のままなので通りにくい。

ムンバイ・メトロの3号線建設が進む

高架上を走るムンバイ・メトロ

高架上を走るムンバイ・メトロ

 インドで2番目に多い人口約2400万人を誇るムンバイ。
 インドでは急速な都市化が進み、自動車や二輪車の登録台数が急増する一方で、公共交通インフラの整備が遅れ渋滞が慢性化している。また、大気汚染・騒音などの自動車公害の深刻化や、満員時の転落事故、雨季時の洪水による運行停止など様々な問題を抱えている。そこで、交通混雑の緩和とその他の問題の減少を図り、日本が円借款契約を結び、ムンバイ・メトロ3号線の建設事業を行っている。2020年の完成を目標とし、ムンバイ初の地下鉄となる予定だ。
 「帰省には電車を使っているが、3号線が開通したら大幅に時間が短縮される」と現地の男性リサーチャーをはじめ、市民は開通を待ち望んでいるようだ。

 街中では、ムンバイ・メトロの工事が盛んに行われていた。
 3号線が開通し、少しでも交通に関する問題が解消されることを期待したい。       (国際調査本部 片岡 友美)

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