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バングラデシュ首都ダッカ、喧騒の一方で落ち着いたエリアも

アジア・オセアニア|バングラデシュ|2019年11月06日

 バングラデシュの首都ダッカを訪れた。バングラデシュの人口は1億6000万人で世界7位、人口密度はシンガポールなど都市国家を除くと世界一。ダッカも多くの人が行き交うにぎやかな街だが、今回の訪問では落ち着いた一面も見ることができた。

混雑緩和に二階建てバスが一役

 

隣国インドではモーター型のリキシャが、バングラデシュでは人力の自転車型のリキシャの方が多い

隣国インドではモーター型のリキシャが、バングラデシュでは人力の自転車型のリキシャの方が多い

 ダッカの街は人だけではなく、車、自転車、リキシャ、移動式の屋台などの乗り物が加わりごった返していた。それらの中で目立つのが二階建てバス。中古を他国からもらってきているようだ。ダッカ市内は地下鉄や路面電車がなく、移動手段はもっぱら車かバス。二階建てのバスは混雑緩和に一役買っている。

 通常タイプのバスも中古が大半を占め、ラッピングやペイントを施している。かなり年季が入っている。

市民の憩いの場、チャンドリマ・ウダン

 平日の昼下がり、ダッカ市内にある国会議事堂の向かいにある公園チャンドリマ・ウダンでは、人々が思い思いにくつろいでいた。ジョギングや散歩だけではなく、家族がピクニックをする場所としても市民に人気がある。この公園には元バングラデシュ大統領のジアウル・ラーマンが埋葬されている。

 写真の近未来的な建物は国会議事堂。世界的に有名なアメリカ人建築家ルイス・カーンの設計で、1986年に20年の歳月をかけて完成した。国を代表する建築物で、カーンの最高傑作として知られる。

正面の右手側から(左)と裏からの様子(右)。一見、国会議事堂らしからぬ外観だ

正面の右手側から(左)と裏からの様子(右)。一見、国会議事堂らしからぬ外観だ

 周辺には屋台も集まり、市内の喧騒から離れてのんびり過ごすのにぴったり。奥には国会議事堂の正面が見える。
 女性はサロワカやヒジャブなどの伝統衣装を着用している。男性はTシャツやポロシャツにジーパンやパンツのスタイルが多い。

 バングラデシュというと、人口密度が高く街中は人や乗り物で溢れているイメージが強い。だが、モダンな建築物など意外な一面を目にし、バングラデシュの新たな魅力を感じることができた。         (国際調査本部 片岡 友美)

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