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「インド」らしくない都市バンガロール

アジア・オセアニア|インド|2018年12月10日

 インドのバンガロールに10月初旬、行ってきました。初のインド訪問でしたが、気候は過ごしやすく、街並みもきれいで、想像していた「インド」とは違っていました。インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロールで気になったことを紹介します。

ベジタリアンの国

 ヒンズー教徒にはベジタリアンが多く、バンガロール滞在中に同行していたインド人もベジタリアンでした。カレーに入っている肉のように見える具はベジタリアンチーズです。スーパーのチーズコーナーにもベジタリアン用のチーズが売っています。パッケージにある緑の日の丸が、ベジタリアンフードのマークです。

左:商品ロゴの近くに緑の日の丸マークが見える<br />
右:通常のカレーと比べても、見た目も味も変わらず美味しい

左:商品ロゴの近くに緑の日の丸マークが見える
右:通常のカレーと比べても、見た目も味も変わらず美味しい

何でもスマホアプリで

 ショッピングや食事、公共料金の支払いなど、すべてをスマホアプリでスマートに決済するのがバンガロール流。ネットスーパー「Big Basket」は「通常」でも注文当日に、「速達」を選べば注文から90分で届きます。決済システム「Paytm」は中国のAlipayやWeChatPayのように、QRコードをスキャンしてアプリ上で決済することができ、公共料金の支払いや友人への送金も可能です。2016年に高額紙幣の流通が突然中止され大混乱となったインドでは現金への信用が低く、電子マネーの普及が進んでいるようです。

左:決済システム「Paytm」<br />
右:ネットスーパー「Big Basket」。速達で90分とは驚きだ

左:決済システム「Paytm」
右:ネットスーパー「Big Basket」。速達で90分とは驚きだ

古さと新しさ

 かつてのオペラハウスはサムスンのショールームに姿を変え、おしゃれなカフェではカップルが仲良くランチをとっていました。しかし、ネットスーパーの利用者が増える一方で、野菜や様々な商品を手押し車で売っていたり、高級住宅街に野良ヤギがいたりと、インドらしい風景も見ることができました。今後さらにバンガロールがどう変化していくのか、引き続き注目していきたいと思います。
                                   (国際調査本部 原田舞)

左:サムスンの最新ショールームにリノベーションされた、イギリス統治時代のオペラハウス<br />
右:恋愛観が保守的なイメージのあるインドだが、自由にデートを楽しむカップルも

左:サムスンの最新ショールームにリノベーションされた、イギリス統治時代のオペラハウス
右:恋愛観が保守的なイメージのあるインドだが、自由にデートを楽しむカップルも

左:住宅街の一軒一軒に大きな声で掛け声をかけながら売り歩く、野菜の移動販売<br />
右:写真中央、犬に見えるが実はヤギ

左:住宅街の一軒一軒に大きな声で掛け声をかけながら売り歩く、野菜の移動販売
右:写真中央、犬に見えるが実はヤギ

 
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