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【特別編】外国人から見た日本の印象-驚いたこと編

日経リサーチ

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アジア・オセアニア|日本|2014年10月08日

日経リサーチでは、海外調査のオペレーションとデータ分析の精度を高めるために、外国人留学生のネットワーク(CA)を構築している。今回、その中からマレーシア、韓国、中国、ブラジル、ロシアの5ヵ国の留学生に集まってもらい外国人から見た日本の印象についてディスカッションを行った。

具体的なテーマは「家族・友人が日本へ旅行に来たとき、どこへ連れて行ったか」。各メンバーからのその際に訪れた観光地、食べた物、驚いた点などのエピソードを通して、外国人から見た日本の魅力や印象を探った。その内容の一部を数回にわたり紹介する。

日本の魅力は古き良き文化とモダンな文化が共存しているところと答えてくれた5人だが、彼らや家族・友人が日本に来る前に想像していた日本と、実際訪れて驚いたことについて聞いてみた。

ポップコーンのために1時間以上並ぶの?

電車を待つときなど様々な場面で列を作って順番を守る日本人のマナーの良さは外国人にも有名。時にはテレビや雑誌で話題のカフェで食べるため、人気ブランド1号店に入るために、何時間でも並ぶこともある。例えば、ブラジル出身のCAは表参道でその光景に遭遇し、その行列の理由を知って驚いたそうだ。その長蛇の列は人気店のポップコーンを買うため。ポップコーンを買うためだけに何時間も並ぶことは自分にはできないと日本人との違いを語った。他のCAからも、人気店はよく行列ができているが、もし行きたかったお店に行って行列ができている場合は、諦めてその列に並ばず、多少味が劣るとしても他のお店を選ぶという意見が多かった。どうしても行きたい場合は、事前に予約するなどの対応をして、できるだけ並ばないようにしたいらしい。「評判だから試してみたい」「限定商品だから買いたい」と並ぶことに価値を見いだす日本人の消費者心理は外国人には理解しづらいようだ。

観光地なのに英語が通じない?

外国人からは、日本は先進国なので、英語や外国語が話せる人が多いと思われているようだ。実際に来てみると日本語しか話せない人の方が多くて驚いたとのコメントが寄せられた。CAの家族が日本に滞在中、特に買い物やレストランでの従業員とのやりとりで頼られることが多かったそう。また日本語が分からないと困る場面として、電車の料金の見方や切符の購入に苦労すると全員が回答。外国語(少なくとも英語)のメニューの用意や切符の買い方ガイドなど、日本語が分からない外国人が困らないような取り組みが求められているようだ。

お財布をテーブルの上に放置?

日本の治安の良さに多くの外国人観光客が驚くというのは有名な話。その事例として、長財布をチェーン無しで後ろポケットに入れている男性が多いことが挙げられた。他国ではスリが多いので長財布を後ろポケットに入れることはまず無いと、日本の治安の良さに感心していた。さらに、ブラジル出身のCAからは、カフェでお財布やスマホをテーブルの上に置いたままトイレに行ったりする日本人の行為も挙げられた。日本に訪れた家族がその光景を見て驚き、席に戻ってくるまでそのお財布が盗まれなかったことに日本の治安の良さを実感したそう。また、韓国出身のCAからは電車で忘れ物をしても、駅に届けられたことに驚いたという経験談もあった。彼らの国では絶対に見ることのない情景であったため、日本の治安が想像以上に良かったと印象に強く残っているそうだ。

レストランの中で喫煙できるの?

アメリカやイギリス、フランス、スウェーデンなどでは室内全面禁煙が法で定められており、日本のように分煙を許可していない。そのような禁煙の動きは各国でも広がりをみせている。例えば韓国では現在分煙が主流となっているが、2015年には全飲食店が禁煙区域になるとのこと。同じく、ブラジルでも公共施設の室内での喫煙は禁止されている。対して日本は先進国であるにも関わらず、いまだ分煙が主流となっており、室内全面禁煙でない点において、他の国と比べて対応が遅れていると見られているようだ。

日経リサーチ

株式会社日経リサーチ 国際調査本部

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