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日本のテレビ番組をインドネシアで!ワクワク・ジャパン、放送開始

中野 千恵子

インドネシア・ジャカルタ(在住歴17年)

プロフィール詳細

アジア・オセアニア|インドネシア|2014年03月31日

日本のスカパーJSATが2月22日、インドネシアの衛星放送サービスIndovisionとOkevisionで専用チャンネル「ワクワク・ジャパン」の放送を開始した。視聴可能世帯数は約200万世帯で、インドネシア語の字幕や吹き替えで、日本の番組が24時間365日放送される。開始に先立つ会見でスカパーJSAT執行役員の米澤稔さんは、「テレビの前の視聴者にワクワクしてもらえるチャンネルです。インドネシアの人に日本をもっと好きになってもらいたい」と語った。

2月14日に行われた放送開始記者会見。スカパーJSAT関係者や日本・インドネシアのミュージシャンが地元のメディアに新チャンネルをアピールした

2月14日に行われた放送開始記者会見。スカパーJSAT関係者や日本・インドネシアのミュージシャンが地元のメディアに新チャンネルをアピールした

あまちゃん、Jリーグ、ウルトラマンコスモスなどを放送

ワクワク・ジャパンでは事前調査のもと、厳選した番組を放送する。2013年に大ヒットしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」、Jリーグ試合中継、2001~2002年に日本で放送された特撮テレビシリーズ「ウルトラマンコスモス」など番組のジャンルは豊富で、インドネシア人の大人から子どもまで幅広く取り込む戦略だ。スカパーJSATは Jリーグと協力し、アジアでのJリーグ発展を目指しており、ヴァンフォーレ甲府に加入した元インドネシア代表イルファン選手の活躍も紹介する予定だ。日本で「ガンバ大阪」入団を目指すインドネシアの少年たちのドキュメンタリー番組をオリジナルで制作する。

開局記念音楽イベント実施

開局記念音楽イベントの会場入り口には、開場前から長蛇の列ができた。インドネシア人のワクワク・ジャパンへの注目の高さが感じられる

開局記念音楽イベントの会場入り口には、開場前から長蛇の列ができた。インドネシア人のワクワク・ジャパンへの注目の高さが感じられる

2月15日には開局記念音楽イベントがジャカルタ市内で行われた。インドネシアからは人気歌手のアフガン、ブンガ・チトラ・ルスタリ、AKB48の姉妹グループJKT48、日本からはflumpoolが出演。JKT48がワクワク・ジャパンのCMに起用された「フライングゲット」をインドネシア語で披露するなどして盛り上がった。

ウルトラマンコスモスがやって来た

2月22日にはウルトラマンコスモスのライブステージが同じくジャカルタ市内で2回行われた。1回目のステージでは悪天候の中、インドネシア人の親子連れを中心に約1000人が集まり、ウルトラマンがピンチに陥ると「スマンガット!(がんばれ)」と声援を送り、CGも駆使したステージを楽しんだ。
スカパー有料多チャンネル事業部の山口裕二さんと、円谷プロのイベントプロデューサー田中禎英さんは「ウルトラマンは普遍的なヒーロー。愛、夢、勇気は、どこの国の子どもにも伝わると思います」と語った。

ウルトラマンショーでは、会場に集まったインドネシア人家族らがウルトラマンにインドネシア語で声援を送った

ウルトラマンショーでは、会場に集まったインドネシア人家族らがウルトラマンにインドネシア語で声援を送った

「クール・ジャパン」の一翼を担うワクワク・ジャパン。日本や日本の番組がインドネシアに浸透すれば、両国のビジネスや文化面でのつながりがさらに深まるだろう。今後が楽しみだ。

出典

・WAKUWAKU JAPAN
www.wakuwakujapan.tv/ja/

中野 千恵子

インドネシア・ジャカルタ(在住歴17年)

月刊誌さらさ編集長

 
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