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ミャンマーのカフェ文化

迫川 敏明

株式会社VACコンサルティング

プロフィール詳細

アジア・オセアニア|ミャンマー|2014年03月24日

世界各国にはその国独自のカフェ文化というものがあります。そもそもカフェという言葉はコーヒーそのもののことを指していましたが、そこから派生する形でコーヒーなどを飲ませる飲食店を意味するようになりました。さて、ここミャンマーでもカフェとよばれる飲食店があります。しかし、ミャンマーのカフェで飲むものと言えば一般的に紅茶のことを指します。これは植民地時代の大英帝国の影響が色濃く残っているといえるでしょう。同じく大英帝国の植民地であったインドでもチャイと呼ばれる紅茶文化があります。

ミャンマーのカフェ文化の歴史

ミャンマーのカフェ文化は、大英帝国の植民地であったインドから由来したといわれています。1950年代以前には、紅茶を飲む習慣は在ミャンマーのインド人を除いてほとんどありませんでしたが、その後1970年代ごろから一般のミャンマー人の間にも紅茶を飲む習慣が生まれ、街中にカフェのお店が少しずつ増えていきました。いまでは紅茶はミャンマーの朝ご飯の定番になっています。現地電話帳によると、現在ヤンゴン市内では約6,000店舗のカフェがあるといわれています。いかにミャンマーの人たちがカフェ好きかを表しています。

ミャンマー茶の楽しみ方いろいろ

ミャンマーは世界的に有名な茶葉の栽培国の一つです。茶葉栽培に適した気候と、肥沃な土壌が大きな理由として挙げられます。ミャンマー茶葉には様々な品種があり、飲むだけではなく食用としても重宝されています。食用のお茶はLahpet-so(ラペソー)と言い、ミャンマーの珍味とされお土産などにも珍重されています。飲料用は日本でも一般的なGreen teaや香り豊かなScented teaが好んで飲まれます。Green teaには病気予防やアロマ効果もあると言われています。Scented tea はレストランやホテルなどで出されることが多く、甘めの茶葉に練乳や無糖練乳を加え、さらに甘めに仕上げています。このようにインドから伝わっていたと言われるミャンマーの紅茶文化も独自の発展を遂げてきたと言えるでしょう。

ミャンマーの情緒を

ヤンゴンの人たちの朝ごはんは、紅茶に菓子パンというスタイルで見た目はなかなかお洒落な感じがあります。かくいう私も時間のある時に紅茶の飲みながら行き行く街の人たちを眺めながら紅茶をすすっています。暑い日差しにあの少しあまったるい紅茶が何とも言えず南国の午後のひと時を感じさせてくれます。是非、皆さんもミャンマーに来られた際には街角のカフェで午後のまったりとしたひと時を過ごしてみませんか。

迫川 敏明

株式会社VACコンサルティング

現在はベトナムとミャンマーを行き来、ベトナム滞在歴8年、ミャンマー滞在歴2年

 
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