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北京の空を見る

在北京的横滨人

中国北京市(在住歴2年半)

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アジア・オセアニア|中国|2012年11月08日

気になる大気汚染

【自宅の空気清浄機】

【自宅の空気清浄機】

北京での生活も3年目に入り、だいぶ慣れて来たところであるが、大気汚染は非常に気になる。自宅では、各部屋に1台で合計3台の空気清浄機を配備している。
大気中に浮遊している粒子状物質(PM)が代表的な大気汚染物質であり、日本の環境測定基準では粒径10ミクロン以下のものが対象で、発生源は工場の煤煙・自動車の排気ガス等の人為的なものや、黄砂や海塩の飛散・火山・森林火災等の自然に由来するものがあるそうだ。
最近北京では、粒径2.5ミクロン以下の小さな微小粒子状物質(PM2.5)が話題となった。粒径が小さいので、肺の中より深くまで入り込みやすく、健康への被害が大きいとされている。

北京人の目に空見えた

「魚の目に水見えず、人の目に空見えず」との諺があるが、北京の政府機関ではPM10を測定し大気汚染度を公表している。在北京アメリカ大使館はPM2.5も含めて独自に測定し、結果をツイッターやウェブサイトにて公表しているらしい(通常中国ではツイッターを閲覧できないので、中国国外の皆さんには「@Beijingair」にてご確認いただきたい。ウェブサイトの測定結果を表示するページにもアクセスできなかった)。
過去には”Crazy bad”と表現し物議を醸したらしいが、ウェブサイトでは”Hazardous”が最も悪い場合の表現。視察ツアーに来た日本人に中国人ガイドさんが、北京の空気は「汚染」を通り越して「有毒」ですと、冗談めかして説明していた。

【白く煙る北京の街①】

【白く煙る北京の街①】

脱出も考えたくなる

北京日本人会・中国日本商会交際の生活セミナーでも、効果的な対策は示されなかった。PM2.5は粒子が小さく一般的なマスクではまったく防除効果がないとのことで、「汚染の激しい日には外出を控えましょう」というのが、専門家からのアドバイスであった。
セミナー資料によると、北京のPM2.5の年平均値は、1日当りタバコ1/6本分との試算があるらしい。4歳の娘を持つ身としては北京脱出も考えたくなったり、汚染が激しくなり始めた近年に育った若手社員の健康を気にしてみたりしている。

【白く煙る北京の街②】

【白く煙る北京の街②】

出典

・在中国日本国大使館
http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho120217_j.htm

在北京的横滨人

中国北京市(在住歴2年半)

飲食業

 
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