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フランスペット事情

Eric

システムエンジニア

プロフィール詳細

欧州・ロシア・CIS|フランス|2013年01月31日

迷い猫

夜中、映画を観た帰り道1匹の猫が近づいてきた。
甘えん坊で可愛い猫、ちゃんと首輪をしているので飼い猫だと思いましたがお腹が空いてるのかずっと必死に鳴いてついて来ます。
このエリアには家やアパートはない寂しいエリア……
寒いし夜中なので一緒に家に帰ることにした。
ご飯をあげると喜んで食べ、準備した寝床の上で寝る緊張感のない猫です。
性格が可愛いので、飼い主さんがいなかったら飼おうと考えていました。

翌日、最寄りの獣医さんでマイクロチップをチェックしてもらうと読み取り器が反応。
獣医さんが急いで飼い主に電話し、この日の夕方には飼い主さんが家まで迎えに来てくれました。
飼い主さんは涙を浮かべての再会でしたが、猫は飼い主さんが広げる手をすり抜け部屋を探検……
話を聞くと猫は1週間前から行方不明になり、パリではなくとても遠くから来ていました。
歩ける距離ではないので、どうやって来たのかが不思議です。

左上の赤い点が猫の家、右下のパリの赤い点がパリ

左上の赤い点が猫の家、右下のパリの赤い点がパリ

マイクロチップとは

動物の個体識別等を目的とした電子標識器具で、犬や猫等の背側頚部皮下に埋め込んで使用します。
それぞれのマイクロチップには世界で唯一のナンバーがメモリーされており、読み取り器(リーダー)
から発信される電波によってナンバーを読み取り個体識別を行うことができます。
フランスでは、マイクロチップが義務化されているので、我が家の猫もマイクロチップが入っています。

フランスのペット事情について

散歩中の犬が飲むための水飲み場

散歩中の犬が飲むための水飲み場

日本と違いフランスでは、住宅の契約でペット飼育を禁止する規約を結ぶことは無効とされています。
2010年の調査では 5,900万匹のペット(犬、猫、その他の小型ほ乳類、鳥、魚)が飼われていて、世帯で見るとフランスのおおよそ半分の家庭でペットが飼われているそうです。
最近の傾向として、犬を飼う人は減り続け、猫を飼う人が増え続けています。猫は、散歩をしなくてもいいのが人気の理由です。

フランスの動物保護団体

フランスには2つの大きな動物愛護団体があります。
フランス発祥で1845年以来の歴史を持つSPA(La Société Protectrice des Animaux)は国内に60近くの施設を所有しています。もう1つのCDA(Club Défense des Animaux)は本部がパリ市内の12区にあります。
悲しいことですが、捨てられる犬や猫は年間60,000匹。
特にヴァカンス前に捨てられることが多いそうです。
1匹でも多く幸せな家族が見つかればいいなと思います。

この前、SPAが寄付を募っていました

この前、SPAが寄付を募っていました

出典

・動物の所有率 猫の人気について
http://www.facco.fr/-Population-animale-

・SPA
http://www.spa.asso.fr/

・CDA
http://www.cda-paris12.com/

Eric

システムエンジニア

 
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