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インドネシア人の朝食はボリュームたっぷり

中野 千恵子

インドネシア・ジャカルタ(在住歴17年)

プロフィール詳細

アジア・オセアニア|インドネシア|2019年01月22日

 朝食を取ることの大切さは、以前から日本でも言われていることです。ジャカルタに住む人々はどうなのでしょうか? 当地の朝食事情をご紹介します。

「自宅よりオフィス」が一般的

鶏肉、牛肉、豆腐、卵をプラスしたクトゥパット・サユール。値段は5万6000ルピア(約450円)。スープはココナッツミルク風味で意外にあっさりとしている

鶏肉、牛肉、豆腐、卵をプラスしたクトゥパット・サユール。値段は5万6000ルピア(約450円)。スープはココナッツミルク風味で意外にあっさりとしている

 ジャカルタでは多くのインドネシア人が朝食を店や屋台でテイクアウトし、就業前にオフィスで食べています。そのため、オフィスビルの近くでは多くの屋台が朝から営業しています。
 典型的な朝食メニューは鶏肉のお粥やミーアヤム(鶏肉の麺)、そしてクトゥパット・サユールです。クトゥパット・サユールはココナッツミルクを使った野菜スープに、クトゥパット(コメをヤシの葉で包んでゆでたもの)を添えたブタウィ(ジャカルタの旧称)料理です。朝食はヨーグルトや果物くらいしか食べない筆者からすると、当地の人は朝からしっかりと食事を取っているな、という印象です。

人気店のメニューに挑戦!

プラスチックの椅子とソファがあるシンプルな店内。朝やランチタイムは近隣のオフィスビルの従業員で混み合う

プラスチックの椅子とソファがあるシンプルな店内。朝やランチタイムは近隣のオフィスビルの従業員で混み合う

 1976年に西ジャカルタのコタでオープンし、2013年に現在のクラパ・ガディンに移転した「Ketupat Sayur Ci Eng」はクトゥパット・サユールの人気店。
 レシピは中華系インドネシア人オーナーのチ・エンさんによるもの。ココナッツミルクスープにカレースープ、セムルスープ(甘い醤油で作られたスープ)を配合したバランスのいい味に仕上がっており、日本人の口にも合います。ほのかに葉の香りが残るクトゥパットはやわらかくて食べやすく、具は鶏肉、牛肉、豆腐、卵等から選ぶことができます。すべて選ぶと女性にとっては昼食くらいのボリュームになります。
 テーブルには、辛いもの好きの当地の人のためにサンバルが置いてありますが、入れ過ぎは禁物! ジャカルタで当地の人と同じ朝食を試したい方は、クトゥパット・サユールがおすすめです。

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中野 千恵子

インドネシア・ジャカルタ(在住歴17年)

月刊誌さらさ編集長

 
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