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プログラム|世界の街角ライブラリー

インドネシアで塩卵ブーム再来?

中野 千恵子

インドネシア・ジャカルタ(在住歴17年)

プロフィール詳細

アジア・オセアニア|インドネシア|2018年11月29日
スーパーで販売されているゆで塩卵。6個パックで3万6000ルピア(約277円)

スーパーで販売されているゆで塩卵。6個パックで3万6000ルピア(約277円)

 インドネシア語でトロール・アシンと呼ばれる塩卵。殻が水色のあひるの卵を約1カ月間塩漬けにして作ります。塩味が付いているので、ゆで卵にしてそのまま食べたり、スープの具にしたりすることが多い食材です。

中華饅頭の具やクロワッサンにも

有名中華料理店の塩卵ソースの饅頭(Golden Lava)。割ると中から濃厚なオレンジ色のクリームがとろ~り。1個1万6000ルピア(約123円)

有名中華料理店の塩卵ソースの饅頭(Golden Lava)。割ると中から濃厚なオレンジ色のクリームがとろ~り。1個1万6000ルピア(約123円)

 塩卵の特徴は卵黄の味にコクがあり、色もオレンジに近い鮮やかな黄色をしていることです。ジャカルタの中華料理店では、10年ほど前から卵黄で作った濃厚で甘めのソースを蒸し饅頭の具にしたり、魚料理のソースに使ったりして人気を呼んでいます。3年ほど前には香港などから塩卵デザートのブームがジャカルタに押し寄せ、クロワッサンに塩卵のソースを挟んだものが流行したこともあります。

塩卵のインスタント焼きそばが登場

 ところで、インドネシアは中国に次いで世界第2位のインスタント麺消費国です。インドネシアでインスタント麺といえばインドミー(IndoMie)ブランドが主流で、麺には汁ありと汁なし(焼きそばタイプ)の2種類があります。さらに、チキンラーメン風のベーシックなものから、インドネシア各地の名物料理を取り入れたものまで、味も豊富に取り揃えています。次々と新作が発売され、インドミーブランドのインスタント麺は消費者を飽きさせません。
 そのインドミーが2018年に発売したのが塩卵ソースの焼きそば。当初はオンラインでしか購入できませんでしたが、9月頃からスーパーでも手に入るようになり、ブームとなりました。塩卵ソースのコクのある味や色合いがよく再現されており、さらにそこにインドネシアならではの唐辛子の辛さがプラスされ、後を引くおいしさです。塩卵好きの私としても、間違いなくリピート決定の一品です。

左:インドミーの塩卵焼きそば。1袋4600ルピア(約35円)なので手軽です。パッケージの濃い黄色が目を引きます<br />
右:麺は噛み応えのあるしっかりした食感です。小腹が空いた時にぴったり!

左:インドミーの塩卵焼きそば。1袋4600ルピア(約35円)なので手軽です。パッケージの濃い黄色が目を引きます
右:麺は噛み応えのあるしっかりした食感です。小腹が空いた時にぴったり!

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中野 千恵子

インドネシア・ジャカルタ(在住歴17年)

月刊誌さらさ編集長

 
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