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現在DI、インドが過去最高96を記録/ベトナム、タイも好調 3カ月後はブラジル大幅反発

日経リサーチ

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世界暮らし向きDI|グローバル|2017年11月15日

 日経リサーチが2017年10月に実施した第18回「世界暮らし向きDI」調査の結果がまとまった。現在の暮らし向きDIはインドとベトナムが過去最高を更新した。インドは前回より6ポイント増の96と過去にどの国も記録したことがないレベルに到達した。10月はヒンズー教の新年を祝う祭日「ディワリ」があり、祭日商戦で購買意欲が高まりやすく、例年10月の現在DIは7月を上回る傾向がある。今年は7月に「物品サービス税(GST)」が新たに導入され、消費マインドの冷え込みも懸念されたが、自動車や二輪車の販売が引き続き高い伸びを示すなど、混乱は一時的だったようで、消費意欲の底堅さがうかがえる結果となった。

 ベトナムも6ポイント上昇し初めて70台に乗せた。所得改善とインフレ鎮静化で個人消費が拡大傾向を続けている。特に外資系カジュアル衣料品チェーンの出店が相次ぐ衣類や食品、家具、家電などの売り上げが好調で、1~9月の大型店販売額は前年同期比2ケタの伸びを示している。7~9月期の実質国内総生産(GDP)も同7.5%増と6年ぶりの高水準となった。

 タイは前回より10ポイントアップして62と、13年10月調査(67)以来の高さとなった。1年前にプミポン前国王が死去して以来、消費の自粛モードが広がっていたが、服喪期間明けが10月下旬に近づいたことで、環境が好転しつつあるようだ。実際、新車販売が5年ぶりに拡大する見通しになるなど、個人消費は底堅く推移しており、景気は順調に拡大している。

 3カ月後の暮らし向きDIでは、前回調査で過去最低となったブラジルが一気に20ポイント反発して96と、14年1・4月調査に並ぶ過去最高を記録した。低迷を続けてきた景気は緩やかな回復基調に入り、政府も景気後退からの脱却を宣言した。インフレ率低下や雇用増加を背景に個人消費が持ち直しており、自動車など耐久消費財の販売も復調の兆しを見せている。

日経リサーチ

株式会社日経リサーチ 国際調査本部

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