トップ  >   プログラム  >   特別講義 -専門家に聞く-  >   米国・ベトナムが過去最高/ブラジル・タイは最低更新

プログラム|特別講義 -専門家に聞く-

米国・ベトナムが過去最高/ブラジル・タイは最低更新

日経リサーチ

プロフィール詳細

世界暮らし向きDI|グローバル|グローバル|2016年02月16日

日経リサーチが2016年1月に実施した第11回「世界暮らし向きDI」調査の結果がまとまった。現在の暮らし向きDIは、米国が前回調査(15年10月)の54から22ポイント上昇し、76と過去最高を記録した。個人消費が底堅く、雇用情勢も堅調。輸出と設備投資の落ち込みで成長率は減速しているが、3カ月後の暮らし向きDIも76で、やはり過去最高となった。また、好調な輸出と個人消費の拡大で6%台の経済成長を維持するベトナムも59と過去最高を更新した。ただし、前回調査した3カ月後DIの82に比べると23ポイントの乖離が生じている。

一方、現在DIが過去最低を記録したのはブラジルとタイ。インフレ加速や消費低迷で史上初の2年連続マイナス成長の可能性が高いブラジルは前回から10ポイント低下して60。輸出や内需の不振で景気回復が遅れるタイは19ポイントダウンの42だった。ブラジルの3カ月後DIは前回に続いて80と過去最低水準が続いているが、これと比べても今回の現在DIは21ポイント下回る。タイも同様で前回の3カ月後DIの63とは20ポイントの乖離がある。

他に3カ月後DIではインドが前回の68から22ポイントアップして1年ぶりの90となった。原油安を追い風に個人消費・設備投資とも好調で、2015年7~9月期の経済成長率は7.4%を記録した。対照的にロシアは前回から16ポイント低下して20と過去最低を更新した。原油と通貨のW安で物価上昇が深刻化し、15年は6年ぶりのマイナス成長となり、16年も景気低迷が続く見通し。ロシアは過去4回の調査のうち、3回で現在DIと3カ月前に調査した3カ月後DIの数値がほぼ一致しており、次回調査で現在DIの過去最低を更新する可能性もある。

日経リサーチ

株式会社日経リサーチ 国際調査本部

全世界40か国以上での調査実績から貴社の国際戦略をサポート。各国生活者の知見や海外調査のハンドリングノウハウで、最適なマーケティングリサーチをご提案・実施いたします。

 
PAGETOP